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安定化二酸化塩素溶液の物性(インターナショナルディオキサイド社資料)


Cl02 (5〜50℃における濃度)
5%(50,000ppm)
 
比重 20/20℃
1.090〜1.120
 
沸点
101.1℃
 
融点
5.56℃
 
pH
9.0±0.3
 
炭酸ナトリウム (Na2CO3and NaHCO3)
3.65%(安定剤として)
 
水分 (H20)
91.35%
 
Cl02
5.0%
 
安定性
暗所18ヶ月の保存で、Cl02の損失は0.1%以下
 
可溶性
易水溶性
 
腐食性
原液は金属を多少腐食するが、通常の使用状態では金属に対する腐食性なし
 
外観
無色ないし微淡黄色透明
 
臭気
無臭または微かにオゾンよう臭気あり

参考


@トリハロメタンとは、クロロホルム、プロムジクロロメタン.ジブロムクロロメタン、トリブロムメタンの4物質の総称名称です。このような物質は発ガン性、催奇性が心配されるので、日本の飲料水の水質基準ではトリハロメタン総量で0.1ppm以下としています。
A本来、二酸化塩素は、ケスチング法(塩素酸ナトリウムの電解)または新マチソン法で二酸化塩素ガスを発生させる方法で製造されますが、不安定で空気中の濃度10%で、自然爆発するなどその取扱いに難点がありました